iSeries,I5,AS400,AS/400
不要ジャーナル・レシーバーの削除
この中には監査ログや通信ログ、ファイル更新ログなどがあります。ジャーナル作成時に
切り離し削除となっていれば問題ないですが、殆どの場合なってない模様です。
以下の方法がジャーナル・レシーバーを調査し削除する方法です。
1. コマンド WRKOBJ OBJ(*ALL/*ALL) OBJTYPE(*JRNRCV)を実行して下さい。
2. 上記コマンド実行後ジャーナル・レシーバーの一覧が表示されます。
3. この中にAAAA0001〜AAAA0011のようなジャーナル・レシーバーが有った場合
3.1. 殆どの場合AAAA0011以外を消しても大丈夫だと思いますので思い切って消しましょう。
オプション欄に”4”と入力し実行キーを押して下さい。
3.2. 以下のようなメッセージが表示される場合が有ります。これは媒体などに保管してないと
いうメッセージでジャーナルから復元したりしない場合は問題有りません。
QSYS
のサブシステム QINTER のジョブ 100002/DSP01/QHRM が 03/03/03 03:03:
(I C) QUSRSYS のレシーバー QLYRCV0026 は完全に保管されません。
3.3. ”I”で応答し実行して下さい。これて削除完了です。
4. 後ろ4桁が数字で無い場合や数字が付いているが一個しかない場合
例 QLZALOGR 、QLZALO1000
4.1. まずオプション欄に”8”(記述の表示)を入れて実行しサイズを確認して下さい。
4.2. サイズが数百MBや数GBの時は消すと有効になりますがこのままでは前記の様に削除する
事は出来ません。現在のレシーバーを切り離し、新たにレシーバーを作成しなくてはなりませ
ん。以下にその方法を説明します。
4.2.1. ジャーナル定義を調査
例. WRKJRNRCV JRNRCV(QUSRSYS/QLZALOGR)
4.2.1.1. オプジョン欄に”5”(属性表示)を実行して下さい。
4.2.1.2. ジャーナル名が表示されていると思います。このジャーナル名使用します。
例. QLZALOG
4.2.2. レシーバー切り離し、新しいレシーバーの作成
例. CHGJRN JRN(QUSRSYS/QLZALOG) JRNRCV(*GEN)
4.3. これで上記3の処理を行えばOKです。
システムログの削除方法
1. WRKOBJ OBJ(QHST*)
2. 一覧表示されますので最新5件ぐらい残し削除してください。
スプール記憶域の再利用 (RCLSPLSTG)
これは、ライブラリーQSPL内の不要メンバーの削除を行うコマンドです。(余り効果は有りませんが・・・
塵も積もれば山となる)
スプールがこのライブラリー内のファイル・メンバーで保管しているが、スプールを削除してもデータクリア
のみでメンバーは削除されないみたいです。
コマンド
RCLSPLSTG DAYS(*NONE)
記憶域再利用 (RCLSTG)
何年もご利用になっている場合に有効です。以前実行した場合にディスク利用率がかなり下がった事が
ありました。
処理時間は未定なので休みの日に実行した方が良いでしょう。
自己責任で実行して下さい。