AS400,AS/400,iSerise
1. コマンド「 STRSST 」と入力し実行キーを押す。
2. サービス・ツールの開始 (STRSST) のサインオン 画面が表示されます。
(V5.1〜 V4.3以下の場合は3の画面が直接表示されます。)
ユーザー、パスワードを入力し実行して下さい。
・ 使用できない場合(DSTユーザーが満期)
CHGDSTPWD PASSWORD(*DEFAULT )を実行し、STRSSTを実行して下さい。
パスワード設定画面が表示されますのでそこでパスワードを設定し処理を進めて
下さい。
3. システム・サービス・ツール (SST) 画面が表示されます。
4. bPのサービス・ツールの開始 を選択し実行キーを押して下さい。
5. サービス・ツールの開始が表示されます。
6. bRの通信追跡の処理を選択し実行キーを押して下さい。
7. 通信追跡の処理画面が表示されます。
8. F6キー(追跡の開始)を押して下さい。
9. 追跡の開始画面が表示されます。
9.1. 構成オブジェクト
WRKCFGSTS *LINで参照して下さい。(例.ETHLIN1)
9.2. 追跡記述
任意
9.3. バッファサイズ
1000ぐらい(空き容量確認の上)
9.4. 開始バイト
*MAX
9.5. 実行キー押して下さい。
10. 追跡オプションの選択画面が表示されます。
10.1. トレースを取るリモートIPアドレスが解っている場合はbV(IP アドレス・データ )
を選択し実行キーを押して下さい。
11. リモート IP アドレスの選択 が表示されます。
11.1. トレースを取るリモートIPアドレスを入力し実行キーを押して下さい。
注意:PCOMなどのトレースを取る場合は、LAN回線分全て追跡開始して下さい。
AS400から送信データはどの回線から出力されるか解らない為
bW〜bP1までを繰り返して下さい。
12. 実行
13. 実行後、通信追跡の処理 画面にて該当オブジェクトを停止(OPT:2)して下さい。
14. 追跡の形式設定と印刷(OPT:6)を選択し実行キーを押して下さい。
15. 追跡データの形式設定 画面が表示されます。
15.1. TCP/IPの場合はTCP/IP データのみの形式設定をYにし実行して下さい。
QPRINTに出力されます。
プリント出力方法(文字化けを起こす場合)
・ セッションプリンターの場合、ホスト・コード・ページを939にして出力する。
・ ネットワークプリンター(リモートOUTQ)の場合(CCSID5026,CHRID1172 290の場合)
1. PCOMのホストコードページを939にする。
2. サインオン後CHGJOB CCSID(5035)を行う
3. OVRPRTF FILE(QPCSMPRT) CHRID(1172 1027)
4. この状態で通信トレースを取って出力して下さい。
ファイルへ出力しPCへダウンロードする場合
・ CPYSPLF用のファイルを作成する。
(CCSID5035のファイルを作成
a. サインオン後CHGJOB CCSID(5035)
b. DDSソースファイル作成(CRTSRCPF)
c. ファイルメンバー作成(レコード長132バイト、タイプO)
d. ファイル作成(CRTPF)
・ CPYSPLFを使用して上記ファイルへコピーする。
・ FTPを使ってPCへダウンロード
TCP/IPプロトコル
Code Bits | 内 容 | TCPヘッダー(2バイト) |
URG | 緊急転送データ | 11 |
ACK | 受信確認 | 12 |
PSH | プッシュ。アプリケーションに直に引き渡す。 | 13 |
RST | 接続のリセット | 14 |
SYN | 同期 | 15 |
FIN | 送出の終了 | 16 |
例.
S/R Code Bits
S SYN
S SYN
S SYN
S SYN
R SYN ACK
S ACK
S ACK PSH
R ACK
R ACK
R ACK
S ACK PSH
R ACK
R ACK
R ACK PSH