iSeries,I5,AS400,AS/400
現在、個人情報保護法がどうのこうのとうるさく言われています。そこでファイルのアクセス、システム内
へのログイン・ログの取り方について説明します。
オブジェクト(ファイルも含む)のアクセスログの取り方
1. SYSVALの変更
QAUDCTL に*OBJAUD を追加して下さい。
QSYS/QAUDJRNが無いというメッセージが表示された場合は、ジャーナル・レシーバー(適当な)
作成し、ジャーナルをQSYS/QAUDJRNで作成して下さい。
ジャーナル作成方法(1、2のみ)
2. CHGOBJAUDコマンドで対象ライブラリーのオブジェクトを指定して下さい。
中止したい場合は、オブジェクト監査値(OBJAUD)を*NONEにして下さい。
3. ログ内容を見る方法
・ DSPJRN JRN(QAUDJRN)
検索条件を入れ実行してみて下さい。中の詳細についてはHELPキーを押し参照して下さい。
・ DSPAUDJRNE (監査ジャーナル項目の表示)
検索条件を入れ実行してみて下さい。中の詳細についてはHELPキーを押し参照して下さい。
ログイン・ログの取り方(ソケットやftpも)
1. SYSVALの変更
QAUDCTL に*AUDLVL を追加して下さい。
2. 引き続きSYSVALの変更
QAUDLVL(機密保護監査レベル)へ監査オプションを追加する。
*AUTFAIL : アクセス障害やユーザー・パスワードミスを取る
*JOBDTA : ジョブに関する情報
*NETCMN : APPN ファイヤーウォール機能によって検出されたすべての違反
が監査されます。
など・・・・・・・・
3. ログ内容を見る方法
上記と同じです。
上記監査の開始によりJRNRCVの容量が増えシステムに悪影響を起す場合があります。定期的にバックアップ
を取り不用ジャーナルレシーバーは消しましょう。
ジャーナル : QSYS/QAUDJRN
ジャーナル・レシーバー:QGPL/AUDRCV*